
ウェットタイプの猫の餌といえば、缶詰に入ったキャットフードが定番ですよね!でも、あまりに品数が多すぎてどれにしようか迷っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
また、一般的にウェットタイプはドライフードに比べて多くの添加物が使われており、危険な商品も含まれているので慎重に選ばなくてはいけません!
そこで当サイトでは、ウェットタイプでも缶詰の餌に絞って選び方のポイントをまとめてみました。そのうえで、本当におすすめできる5つのキャットフードをランキング形式で紹介していきます。
目次
- 1 缶詰タイプでおすすめのキャットフードの選び方!
- 2 人気の缶詰キャットフード15種類を徹底比較!
- 3 缶詰でおすすめのキャットフードランキング5選!
- 4 缶詰のキャットフードなら「たまの伝説」がおすすめな理由!
- 5 【目的別】缶詰タイプの猫の餌でおすすめ商品を紹介!
- 6 猫の食事は缶詰の餌だけでも大丈夫?
- 7 総合栄養食の缶詰なら猫にドライフードを与えなくてもいい?
- 8 缶詰キャットフードの賞味期限は?開封後は冷蔵庫で保存する?
- 9 猫が缶詰のキャットフードを食べない原因と対処法!
- 10 猫が缶詰キャットフードを食べて吐くのはなぜ?
- 11 猫用の缶詰キャットフードは人間が食べても大丈夫?
- 12 猫の餌におすすめの安全な缶詰キャットフードなら「たまの伝説」がおすすめ!
缶詰タイプでおすすめのキャットフードの選び方!
では最初に、缶詰タイプのキャットフードの選び方について見ていきましょう!
巷には缶詰の餌だけで山ほど種類がありますが、例え人気商品であっても以下のポイントを満たさないものはおすすめできません。
安全な肉や魚が主原料に使われている。
猫にとって本来必要な食事とは、肉や魚に含まれる動物性タンパク質です。つまり、肉や魚をメインに使っているキャットフードを選びましょう。
ただし、肉や魚であればなんでも良いわけではなく「チキン」「ポーク」のように原材料の中身がはっきりとわかるものが安全です!
中には「4Dミール」と言って、骨、羽、くちばしなど普通なら廃棄する部位まで含んだ餌や、消化が悪い穀物を主原料に使ったキャットフードもあるので注意しましょう。
添加物が過剰に含まれていない。
ウェットフードは水分が多く品質が劣化しやすいため、ドライフードに比べて保存料の使用率が高いです。そのうえ、とろみをつけるために増粘多糖類などの化学物質も使われています。
さらに食いつきを追求した商品なら、調味料や着色料などの添加物が使われていることも…。
こうした添加物は、少量なら死に至ることはなくても、何年も体に蓄積されることで病気やアレルギーを発症するリスクがあります。
そのため、多少割高でも無添加や添加物控えめの安全なキャットフードを選ぶようにしましょう。
原材料がはっきり表記されている。
ウェットフードはどんな原料が使われているか見た目からはわかりにくいので、より原材料の表記が重要になってきます。
理想は「チキン60%」といった具合に、内容+割合がわかるものがおすすめです。割合まではわからなくても、せめて原料がはっきりと書かれていれば合格ラインでしょう。
ただし「ミートミール」など曖昧な表現で書かれた原材料は危険です!ミートと言っても何の肉かわからないですし、決して安全とは言えません。
また「○○等」「○○など」のように、語尾を濁したような表現も不明点が多いので避けた方がいいでしょう。
人気の缶詰キャットフード15種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある15種類の缶詰キャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「主原料」「添加物」「原材料表記」の3つです。食材がどれくらい使われているか分かるものに対しては「〇%」と明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | 主原料 | 添加物 | 原材料表記 |
---|---|---|---|
たまの伝説![]() |
まぐろ | ![]() 無添加 |
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黒缶![]() |
魚介類(マグロ、カツオ、フィッシュエキス等) | ![]() 無添加 |
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フリスキー![]() |
魚介類(糸より鯛、かつお、まぐろ) | ![]() 増粘多糖類、発色剤 |
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魚正![]() |
魚介類(かつお、まぐろ、フィッシュエキス) | ![]() 増粘多糖類 |
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カルカン![]() |
魚類(かつお、白身魚、まぐろエキス等) | ![]() 増粘多糖類、調味料、EDTA‐Ca・Na |
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ナチュラルバランス![]() |
オーシャンフィッシュ、オーシャンフィッシュ煮汁、ターキー、鶏肝臓、ツナ | ![]() 無添加 |
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カナガン![]() |
チキン(58%)、チキン煮汁 (32%) | ![]() 無添加 |
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デビフ![]() |
まぐろ | ![]() うすくち醤油 |
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いなば![]() |
まぐろ | ![]() 増粘多糖類 |
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モンプチ![]() |
肉類(ポーク、ビーフ) | ![]() 着色料、発色剤、増粘多糖類 |
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懐石![]() |
まぐろ、かつお、しらす、フィッシュエキス | ![]() 増粘多糖類、調味料 |
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銀のスプーン![]() |
魚介類(まぐろ、かつお、フィッシュエキス) | ![]() 調味料、増粘多糖類 |
![]() |
ジウィピーク![]() |
生肉・内臓・魚介類(92%) | ![]() 無添加 |
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ソリッドゴールド![]() |
イワシ、ツナ | ![]() キサンタンガム |
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シシア![]() |
ツナ51% | ![]() 無添加 |
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こうして比較してみると、同じ缶詰のキャットフードでも、原材料から添加物まで商品によってまるで中身が違うことがわかりました。
冒頭でお伝えしたように「フィッシュエキス」など曖昧な表現の原料は、魚ということしかわからないのでちょっと不安になりますよね…。また「○○等」といった表現も、曖昧過ぎて安全とは言えません。
さらに「増粘多糖類」など「類」が付く成分は、同じようなものを2種類以上使っているという意味なので、表記されていない成分も沢山含まれています。
例え主原料が良くても添加物が多いなど、なかなか完璧なキャットフードって少ないものですね。
では一体、本当にいい缶詰キャットフードとはどれなのでしょうか?結果をもとに、厳選した5つの商品をランキング形式でまとめてみました!
缶詰でおすすめのキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「主原料」「添加物」「原材料表記」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、栄養バランス、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!

価格 | 6缶セット 720円/12缶セット 1,440円/24缶セット 2,880円/48缶セット 5,760円 |
内容量 | 70g |
100gの価格 | 172円 |
評価 | ![]() |

価格 | 280円 |
内容量 | 85g |
100gの価格 | 330円 |
評価 | ![]() |

価格 | 12缶セット 5,400円 |
内容量 | 75g |
100gの価格 | 600円 |
評価 | ![]() |

価格 | 【85g缶】 1缶 305円/36缶セット 10,524円 【156g缶】 1缶 400円/24缶セット 9,100円 |
内容量 | 85g缶 156g缶 |
100gの価格 | 【85g缶】 359円/344円 【156g缶】 257円/244円 |
評価 | ![]() |

価格 | 258円 |
内容量 | 85g |
100gの価格 | 304円 |
評価 | ![]() |
缶詰のキャットフードなら「たまの伝説」がおすすめな理由!

巷には缶詰のキャットフードだけでも山ほど種類がありますが、その中で「たまの伝説」を最もおすすめする理由を以下にまとめてみました!
- 新鮮なまぐろとビタミンEから作られた無添加キャットフード
- 食べ応えのあるフレークタイプ。
- 国産加工なので製造過程も安全。
- コスパも良く続けやすい価格。
- まぐろの白肉だから癖がなく偏食気味の猫でも食べやすい。
- 店頭や通販などあらゆる場所で購入できる。
「たまの伝説」は、新鮮なまぐろとビタミンEだけを使ったとてもシンプルな内容で、食品添加物や粗悪な原料は一切含まれていません。
ほぼ、まぐろ100%に近いので、香料や調味料を使わなくても風味が良く、少食の猫や偏食気味の猫でもしっかりと食べてくれます。
また、シーチキンのような柔らかいフレークで食べやすく、ドライフードが苦手な猫でも栄養と水分を効率よく補給できるのが特徴です。
缶詰のキャットフードで迷っているなら、まずは「たまの伝説」を試してみてはいかがでしょうか?国産加工なので缶詰キャットフードに不安がある飼い主さんも安心できますよ!
【目的別】缶詰タイプの猫の餌でおすすめ商品を紹介!
こちらでは「安い缶詰」「子猫用の缶詰」など、特定の条件でキャットフードを探している飼い主さん向けに目的別におすすめ商品をまとめてみました!
グルメな猫にも!高級な缶詰キャットフード
カナガン、ジウィピーク
缶詰のキャットフードと言えば、スーパーやコンビニでも購入できてリーズナブルなイメージが強いですが、最近では高級志向の商品も出てきています。
今回紹介した商品で言えば、カナガンとジウィピークは高級感という条件にぴったりです。
原材料の90%以上が肉や魚なので、高タンパクかつ本来の猫の食事に最も近いキャットフードだと言えるでしょう。1缶500円前後と缶詰にしては高価ですが、特別な日のご褒美として与えてみてはいかがでしょうか?
コスパ重視!安い缶詰のキャットフード
黒缶、フリスキー、モンプチ、たまの伝説
とにかく安さ重視!という飼い主さんには、黒缶、フリスキー、モンプチの3つがおすすめです。原材料を見る限り決して安全とは言えませんが、1個100円以下で購入できるのでお財布にも嬉しいですよね!
ただし、安全性も気になるようであれば、少し値段が上がってもたまの伝説をおすすめします。たとえ値段が倍以上になったとしても、無添加で安全なので毎日安心して猫に与えられます。
無添加で猫にとって安全な缶詰キャットフード
たまの伝説、シシア、カナガン、ナチュラルバランス
無添加で安全なキャットフードなら、たまの伝説、シシア、カナガン、ナチュラルバランスがおすすめです。
食品添加物や危険な成分が含まれていないので、病気やアレルギーを気にせず長期間与え続けることができます。
また、シシアとカナガンについては食材の使用割合までも明記されているので、原材料の安全性が気になる飼い主さんにもぴったりですよ!
高カロリーで少量でも栄養が摂れる缶詰キャットフード
ナチュラルバランス、カナガン
少量でもエネルギーを補給できるキャットフードなら、高カロリーで総合栄養食の商品を選びましょう!今回比較した中では、100gあたり117kcalと高カロリーなナチュラルバランスがおすすめです。
ただ、ナチュラルバランスは成猫用なので、子猫や高齢猫の場合は全年齢に対応したカナガンが適しています。
子猫や高齢猫におすすめの缶詰キャットフード
カナガン、ソリッドゴールド
調味料など添加物が多く含まれるウェットフードは、子猫や高齢の猫でも食べられる商品があまり多くはありません。
ただその中でも、カナガンとソリッドゴールドは品種や年齢に関わらず全ライフステージに対応しています。無添加で優しいレシピなので、ウェットフードが初めての子猫や代謝が衰えた老猫にもおすすめですよ!
消化器トラブルを起こしやすい猫におすすめのキャットフード
たまの伝説、カナガン、ジウィピーク、ヒルズ i/d 消化ケア
軟便、下痢、便秘など、消化器トラブルを起こしやすい猫には、高タンパクでグレインフリーのたまの伝説、カナガン、ジウィピークがおすすめです!
ただし、症状がひどい場合や胃腸に疾患がある場合は、病院で処方される療法食として知られるヒルズ i/d 消化ケアをおすすめします。
腎臓ケア用の缶詰キャットフード
アニモンダ インテグラ プロテクト 腎臓ケア、ヒルズ k/d 腎臓ケア
腎不全など慢性的な腎臓病を抱える猫には、タンパク質とリンの量を少なく調整した療法食を与えなくてはいけません。
おすすめはドイツ産のアニモンダ インテグラ プロテクト 腎臓ケア、そしてヒルズ k/d 腎臓ケアの2つです。
腎臓に負担をかけないのはもちろんのこと、バランス良く栄養を補給できるので猫の健康をしっかりサポートします。
猫の食事は缶詰の餌だけでも大丈夫?
ウェットフードは狩猟生活を送る猫本来の食事に近い食感なので、ドライフードよりもウェットが好きな猫は多いようです。
しかし、結論から言うと毎日ウェットフードだけでは必要な栄養を補うことができません!
そもそもウェットフードのほとんどが「一般食」と言って、栄養よりも猫の食欲を刺激するために食いつき重視で作られています。一方、ドライフードの役割は猫に必要な栄養を補給することです。
中でも「総合栄養食」と認定されたものは、水と一緒に与えれば1日に必要な栄養をバランスよく補うことができます。つまり、猫の主食はあくまでもドライフードなんですね。
ウェットしか食べない猫は、今が健康だとしても数年後に異常が起こる可能性もあるので、メインの食事はドライフードを与えましょう。
総合栄養食の缶詰なら猫にドライフードを与えなくてもいい?
ウェットフードの中でも総合栄養食として認定されたものであれば、毎日与えても問題ありません。ドライフードが苦手な猫や水をあまり飲まない猫には、総合栄養食のウェットフードはありがたいですよね。
ただ、当サイトではウェットフードだけを与えるのはおすすめしません!総合栄養食は、栄養バランスが良くても安全という意味ではないからです。
実際、総合栄養食でも添加物だらけのキャットフードは山ほど存在します。それに、ウェットフードはドライフードに比べて高価なので、毎日続けるとなればドライフードの何倍もお金が必要です。
こうした理由から、総合栄養食のウェットフードだけの生活よりもドライフードと安全なウェットフードを組み合わせた方がいいでしょう。
缶詰キャットフードの賞味期限は?開封後は冷蔵庫で保存する?
缶詰のキャットフードは常温で未開封なら、1年~2年くらい保存ができると言われています。
ただし、未開封でも高温にはめっぽう弱いので、暖房器具の近くや温度変化の激しい場所での保管には向きません。なるべく湿気が少なく、直射日光のあたらない涼しい場所で保管します。
また、開封後は空気に触れて腐敗が進むので、冷蔵庫に入れて遅くとも2日以内に食べ切るように心がけましょう。もし猫が餌を残してしまったら、容器に移し替えて冷凍保存しておき、次に食べる時に冷蔵庫で自然解凍します。
見た目からは劣化具合がわかりにくいのですが、万が一変なにおいがする時は雑菌が繁殖している可能性があるので廃棄してくださいね。
猫が缶詰のキャットフードを食べない原因と対処法!
猫が餌を食べない原因はいくつか考えられますが、主な理由は以下の通りです。
- 食欲がない。
- 食欲はあるのに思い通りの餌ではない。
- 餌が劣化している。
単にお腹が空いていないだけかもしれませんが、餌を切り替えるなどいつもと違う餌を与えた場合は警戒して食べないこともあります。
そのため、餌はいきなり切り替えるのではなく、現在の餌に少しずつ混ぜて徐々に割合を100%に近づけていくのがベストです。
また、餌を数時間放置したことにより腐敗が進むと、嫌なにおいがするので本能的に餌を避けているという可能性もあるでしょう。
しかし、いつも通りの新鮮な餌で食べない場合は、体調に異変が起きている恐れもあるので注意が必要です!1日以上ご飯を食べない場合は、動物病院に連れていき診察を受けさせましょう。
猫が缶詰キャットフードを食べて吐くのはなぜ?
猫が餌を食べて吐いてしまったら「どうしたんだろう?」と不安になりますよね。毛玉も含めると嘔吐は猫によくある症状ですが、一体どんな原因があるのでしょうか?
- アレルゲンとなる食材が含まれている。
- 消化器にトラブルが起こっている。
- 感染症
食事のせいで猫が嘔吐する理由は、食物アレルギーの可能性があります。特に、牛、豚、小麦や食品添加物がアレルゲンになりやすく、初めて食べた餌を吐いてしまった場合は体質的に合わなかったのかもしれません。
ただ、アレルギーは長期間の摂取によって突然発症することもあるので、かゆがるなど皮膚の症状も出ていないか注意深く観察しましょう。
アレルギー以外なら、ポリープなど胃腸のトラブルや感染症により嘔吐の症状が出ていることも考えられます。
放っておくと危険な状態になることもあるので、毛玉ではなく明らかに餌を吐いているという場合は、速やかに病院で診てもらいましょう。
猫用の缶詰キャットフードは人間が食べても大丈夫?
猫用の缶詰はいい匂いがして美味しそうですが、人間用ではないので決して食べてはいけません。
例え無添加で安全な餌だとしても、猫と人間では必要な栄養がまるで違いますから、猫の餌では人間が必要な栄養を補うことは不可能です。
特にウェットフードは添加物が多く含まれているので、少量食べただけでも嘔吐や下痢など何らかの症状が出る恐れもあります。
愛猫には人間が食べられるくらい安全なものを与えたいという気持ちもわかりますが、ヒューマングレードなら人間でも食べられるという訳ではないので注意してくださいね!
猫の餌におすすめの安全な缶詰キャットフードなら「たまの伝説」がおすすめ!

巷には缶詰のキャットフードだけで何百種類とありますが、その中から安全で無添加のキャットフードを選ぶことが大切です!
しかし、選ぶ商品によっては添加物が山ほど使われていることもあるので、慎重に選ばなくてはいけません。
もしこれまでに、
- 無添加で安全な缶詰キャットフード
- グレインフリーで消化に優しい缶詰キャットフード
- 国産加工で安心できる缶詰キャットフード
こういったものを探していたのであれば、たまの伝説を試してみてはいかがでしょうか?新鮮なまぐろとビタミンEだけで作られているので、缶詰に不安がある飼い主さんも安心して与えられますよ!